連れられた場所は、
『    』





そこで、祢亜と出会った。
その場所は、男娼が沢山居て、客の希望に答えて性行為をする。
俺も、その男娼の一人として働くことになった。
借金返済とか、無理矢理だとか色んな事情によって。


「よッ。アンタが新入り? へぇ〜、綺麗な顔してんのにもったいねーじゃん。何でコッチの道来たの?」
同室者として、紹介をされた時に言われた言葉。
何となく、祢亜とは仲良く出来そうな気がした。
「祢亜。コイツは『歩』だ。宜しく頼む。」
「あいあい、了解しやした。」
売春宿のオーナーと祢亜が手続き等を話していた。
俺には理解が出来ないことばかりだった。

―バタン
オーナーが部屋から出て行った。
部屋には、俺と祢亜だけ。
「にしても、ホント、お前って売春とかやる顔じゃねーって。」
「そんなこと言われても・・。」
「・・・あー、何でもねーや。そういや、何て呼べばいい?『歩』じゃフツーだろ?」
「え・・?」
「『あーくん』、『あーるん』、『あゆーむ』、『あー坊』、『あーちゃん』・・ん、『あーちゃん』いいねー。」
「いや・・あの・・。」
勝手に話が進められる。
べつに、『歩』でいいのに。
「んじゃ、宜しくなッ。あーちゃん?」
(・・・反対はできない・・か。)
ジャイアニズムばっちりの祢亜。
仲良くなれるのか、不安になった。
何と言うか、気が合わなさそう。














きっと、
祢亜が生きてたら、
俺は―・・・・